うさぎ専門店 キャロットハウス

もしマダニに噛まれたら…対策と予防について

time 2018/05/12

こんにちは、うさぎ専門店キャロットハウス店長のきゃろたまです。

マダニ感染症が話題になったときに、マダニを取る方法をツイートしたら、めっちゃ拡散されました。

 

ニュースやネット記事には「自分で取らずに医療機関に受診しましょう」とありますが、すぐに受診できるのであれば、それに越したことはありません。

しかし、休診時間中であったり、休診日であったり、受診するまで車で1時間以上かかるなどすぐに医療機関で処置できない場合、できるだけ早く病原体を媒介するマダニを引き離した方がいいと思うのです。

では早急にマダニを人体や愛犬、愛猫、愛兎から引き離すにはどうすればいいでしょうか。

 

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マダニに線香の火を近づけるとコロッと取れる

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「マダニに線香の火を近づけるとコロッと取れる」ことは、動物系の専門学校で学びました。
どうやらマダニは熱さに弱いようです。

ではたばこの火や、ライターの火ならどうかというと、マダニにピンポイントで火をあてることができないので向きません。やけどします。

 

なぜ手で取ってはいけないの?

マダニがついていると、つい手で取りたくなるのですが、手で取るとマダニを潰してしまって、かえって病原体をまき散らしてしまうので、素手で取ってはいけません。

また、マダニの頭部や爪が皮膚の中に残り、刺された傷跡が悪化する可能性があるので、無理やり手で引き離すのはやめましょう。

 

マダニはどこにいるの?

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マダニはおもに山の中にいます。それと草が生い茂っているところも要注意。
イノシシやシカ、ノウサギなど野生動物に寄生しているので、野生動物に触れるのは避けた方がいいです。

 

野良猫に噛まれて重症熱性血小板減少症候群(SFTS)で亡くなったってなぜ?

2017年7月に、野良猫に噛まれた50代女性が、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)を発症して死亡していたことがニュースになりました。

これもSFTSを引き起こすウイルスが、マダニを介して野良猫に感染し、噛まれた傷口から人間に感染したと推察できます。

野良犬や野良猫、屋外で飼っているイヌやネコなど、自然界にいる小さな虫と接する機会がある動物は、注意が必要です。
1日1回、毛を撫でてみて、ノミやダニがついていないか確認してください。

 

マダニは重症熱性血小板減少症候群(SFTS)のほかにもいろんな病気を媒介するよ

日本にいるマダニは47種。
どの種のダニがSFTSを引き起こすかはっきりわかっていませんが、SFTSのほかにも病原体を媒介するので、注意が必要です。

SFTSのほかには、日本紅斑熱、Q熱、ライム病、野兎病などがあります。
いずれの病気も頭痛・吐き気・皮膚が腫れる・筋肉痛・全身の倦怠感などの症状がみられます。
飼い主さん自身、体調がすぐれないなと思ったら、すぐに医療機関で受診してください。

 

散歩時の注意点

これからマダニが多くなるシーズンになりますが、予防策として

  • 草の茂みは避ける
  • 服は長そで長ズボン、肌が出る部分をできるだけ少なくする。
  • 野生動物に触らない
  • 散歩から帰ってからノミやダニがついていないか確認する
  • ノミやダニがついていた場合は、線香の火をあてすぐに取るか、すぐに診察してもらう。
    (人間は皮膚科、内科。ペットは動物病院で)
  • 人間、ペットともに体調の変化に気をつける

などがあげられます。

さいごに

もしマダニが吸血しているのを見つけたら、

  • 線香の火をあててマダニをペットから離す。
  • くれぐれもマダニをつぶさない
  • 動物病院で診察を受ける
  • 飼い主さんの体調がすぐれないときはすぐに医療機関で診てもらう。
    そのときに「マダニについて話をする」

予防策として、

  • 草の茂みは避ける
  • 服は長そで長ズボン、肌が出る部分をできるだけ少なくする。
  • 野生動物に触らない

があげられます。

過度に怖がる必要はありませんが、ぜひ注意してください。

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