2018/02/18
0:2018年3月現在、当店ではお父さんうさぎ、お母さんうさぎが高齢となったため、ほとんど交配・子うさぎの販売をしておりません。また、うさぎの取り寄せも行っておりません。数多くご相談いただき、まことに心苦しいのですが、現在はケアと飼育指導を中心に営業しています。
1:うさぎの寿命は現在のところ7年~8年で、ご長寿さんだと10年以上も生きます。
子うさぎは約6ヶ月で大人になりますので小さくて愛らしい時期はほんのひとときです。
また同じ品種でもその子それぞれに性格も個性も違いますし、
品種の名前が付いていても交雑種である場合は予想以上に大きくなる場合や、顔立ちも本来の品種からかけ離れたものになることも少なくありません。
また、高齢うさぎになりますと介護が必要となることもあります。
そのことをご考慮頂き、お迎えした以上は最後まで責任を持って飼ってください。
2:急病に備えてかかりつけの動物病院を探しておきましょう。
うさぎは獣医師法に定める飼育動物の診療動物に含まれていないため、
的確な診断ができ、治癒に結び付けられる獣医師も少ないのが現状です。
(わからない場合は当店にご相談ください)
3:動物アレルギーを持っていない方でも、うさぎの毛は他の動物に比べ繊維が細かく、
アレルギーを引き起こすこともあります。
また、主食にしているチモシーはイネ科の植物ですので
稲アレルギーをお持ちの方も注意が必要です。
4:うさぎは暑さに大変弱い動物です。
うさぎの余分な体温は耳からしか逃がすことは出来ません。
留守にされる場合でも室温管理は十分なさってください。
5:うさぎは年2回毛替わりします。
抜け毛を放置しますと、牧草と一緒に食べてしまったり、毛づくろいで毛を
飲み込んでしまうと、お腹の中に毛がたまり、最悪命に関わります。
また、肛門周りが汚れたまま放置しておくと、非常に不衛生な状況になります。
爪切りはおおむね1ヶ月に1回程度必要です。
爪がのびすぎると、爪を折ってしまったり、指を骨折することもございます。
6:私の飼育上の経験から、いつもと様子がおかしい場合、
放置しておいて改善したうさちゃんはいません。
少しでも様子がおかしい(便が小さい、軟便、便に血が混じる、よだれが出る、鼻水など)場合は
すみやかな受診をおすすめします。
7:もし飼えなくなった場合は当店では新しい飼い主様を探すアドバイスはいたしますが、
動物愛護法が定める「終生飼養」の考えに基づき、
いかなる理由があってもうさぎの引き取りはいたしておりません。
責任をもって新しい飼い主様を探すことが最後のご自身の責任であることをご理解ください。